ラヤナ株式会社は、本年、ハッピーヘブン基金会が主催する「アイ・ラブ・キッズ・サマーキャンプ」に協賛企業の一員として参画いたしました。本キャンプは三日三晩にわたって実施され、中・低所得家庭の児童120名を対象に、夏休みを祝いながら自己探索を促し、薬物乱用防止を目的とした啓発活動を、遊びや学びを通じて展開いたしました。

 

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本キャンプの運営資金は、彰化地域の複数の企業および団体からのご支援によって成り立っており、当社ラヤナもキャンプ場の提供、人材支援、お食事の寄付などを通じて主催者を全面的にサポートいたしました。また、キャンプボランティアとして地元の高校生が小学生をリードする形で参加し、青少年同士が互いに励まし合い、協力しながら、規律を育む貴重な機会となりました。

 

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映画鑑賞や水遊び、鹿港の文化に触れるアクティビティに加え、薬物乱用防止、家庭内暴力および性暴力防止、法律基礎知識、そして感情教育といったテーマにも重点的に取り組みました。
薬物防止講師の高肇良(こう ちょうりょう)先生は、ご自身が過去に薬物により11回の服役を経験されたことを率直に語られ、その後の更生を経て、現在は命をかけて子どもたちに薬物の恐ろしさを伝えておられます。

講義の中で、ある少女が手を挙げ、「薬物を使っている人と友だちになりたいです。助けてあげたいから」と話しました。高先生が「なぜそう思うのですか?」と尋ねると、彼女は「父が薬物で逮捕されて、13年の刑を受けているからです」と答えました。その瞬間、会場全体が静まり返り、私たちの胸にも深い痛みが走りました。この瞬間こそ、ただの授業ではなく、「人生」と向き合う時間だったのです。

 

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三日三晩のプログラムが終わり、子どもたちの自信に満ちた笑顔と、青年ボランティアとの心温まる交流を目の当たりにし、私たちは深く感動いたしました。
この小さな芽が、将来まわりの人々に良い影響を与えたり、自らの人生を変える力となるならば、本キャンプは非常に意義深いものであったと確信しております。
協賛企業として、子どもたちの成長を見守ることができ、また産業のイノベーションに取り組みながら社会貢献の一端を担うことができたのは、当社にとって大きな喜びであり名誉でございます。

「アイ・ラブ・キッズ・サマーキャンプ」の趣旨にご賛同いただける方は、ハッピーヘブン基金会へのご寄付を通じて活動をお支えいただければ幸いに存じます。

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